サイト開設時から周囲のコントラバス弾きの皆様に投げかけられ続けた
「奏法も載せなよ」
と言うお言葉を
「やりません!」
と断り続けたワタクシですが、ついに載せてしまいました。しかも動画。
そんな訳で
【コントラバスの弾き方シリーズ】
をYouTubeに公開いたしました!!
身長149cn〜180cmのコントラバス弾きを5人集めて、基本的な弾き方を説明しつつ、構え方から特殊奏法まで5人分の色んな弾き方を見せていく仕様になっております。
小さめの方から大きめの方まで全方向をカバーできるようになっております。
このコントラバスの弾き方シリーズは
『流派や体格によって弾き方はそれぞれ違う』
『なるべく身体に負担をかけない』
この2点を主なテーマに作成しました。
なので、構え方とか弓の持ち方がとか左手がいまいち分からなかったり迷っていたり、コントラバスを弾いていて身体のどこかが痛かったりする人には是非見ていただければと思います。
初回は3本を同時投下。
その後は週2くらいのペースで公開していこうと予定しております。
流派や体格によって色んな弾き方があることは、5人の構え方なんかを見比べていただければ、なんとなくは分かると思います。
もうひとつのテーマの身体の事に関しては、やりがちな悪いものの例とその理由なんかを挙げ、随時身体の構造の解説なんかも入れていきました。
少し難しいかもしれませんが、是非頑張って理解していただければと思います。
特に僕が遭遇する事の多い左手の故障を減らしたいがために、左手のフォームに関してはかなり細かく解説しています。
きちんとレッスンを受けたりして教わらないと、かなり難しい部分でもあります。
左手だけではないですけれども。
やはり自己流に偏りすぎていたり、体格に合わない事をしようとしていると身体を壊してしまう確率は上がってしまうと感じています。
何人か集めて動画を作ろう!と思い立ち、今回協力してもらったメンバーに声を掛け、皆様ありがたいことに二つ返事でご快諾いただきました。
メンバーの皆様も色々と意見を出してくれまして、内容は撮影当日にも準備していたものからホイホイ変わりました。
これぞ1人じゃなく集まって何かを作る醍醐味。最高。
そうすると当然撮れ高はとんでもない量になりまして、編集でかなりの取捨選択はしましたが、やっぱりかなりの分量になりました。
「読みやすい」や「すぐ分かる」なんかが諸手を挙げて歓迎されている時代に、逆行も甚だしいとは思いますし、わざわざ5人分の奏法を紹介して、単純な答えだけを求める人には寧ろどうしたらいいのか迷わせてしまう事になるかもしれません。
しかし
『流派や体格によって弾き方はそれぞれ違う』
『なるべく身体に負担をかけない』
この2点をうっすらでも理解してもらい、自分で考えるための材料を提供しようとした結果、この人数とこの時間が必要でした。
コロナ対策の都合上、殆どの場面に於いて出演者がマスクを着用したままなのは御容赦いただきたく存じます。
メンバーの皆のおかげで、内容に関しては自信を持ってお出しできるものになったと自負しております。
皆様のコントラバス演奏を考えるための一助となれば幸いです。
そしてメンバーの皆は動画に出演し意見も出してはくれましたが、編集も含め最終的にどうするかのジャッジは全て僕個人が行なっております。
抗議などございましたら全て僕個人に宛てて下さいますようお願い申し上げます。
それではまた!
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