エンドピン

吹奏楽部にあるコントラバスのエンドピンは上の写真のような形が多いですね。



まず知っておいて欲しい。



★エンドピンは伸びます。

当たり前じゃないか!と思うかもしれませんが知らない子が結構いるんですよ…。

ネジを緩めてエンドピンを引っ張るとズルズルと出て来ます。

自分の弾きたい高さに楽器がくるように長さを決めたら、エンドピンの溝の位置にネジがくるようにしてしっかり締めてください。

置き方の項でも説明していますが、床に楽器を置いてその場を離れる時にはエンドピンは引っ込めてください。



コレはよく見るのですが、アカン状態の写真ですね。
先端のゴムがなくなっています。
買って着けて下さい。

ゴムがなかったり穴が空いていたりすると、滑って弾きづらいです。滑って転んで誰かにぶつかるなんて大惨事の前にゴムを装着してください。

楽器屋さんで買うのが面倒な場合はホームセンターなどで売っている椅子とかの先に着けるゴムキャップでも十分です。ひとつ100円しないと思います。
エンドピンを外して持って行って合うサイズのものを購入してください。

演出でコントラバスをグルグル回すぜ!なんて事をすると1発で穴が空きますから常にひとつふたつは予備があると安心です。



こちらの写真のエンドピンは先端が針のようになっています。

僕達は普段このタイプのエンドピンをステージに突き刺して弾いています。
なのでどこのホールも、チェロとコントラバスがよくいる場所の床は穴だらけですね。写真に写っている床もボコボコです。
刺せない床の時は先端にゴムのキャップを着けています。

針をステージに突き刺すため楽器の振動が床に伝わり、大抵の場合はより大きく良い音が響きます。
もしあなたの使っている楽器のエンドピンの先が針状になっている場合は、ホールで演奏する際には躊躇せずにぶっ刺してください。